川越の観光は,主に,西武新宿線 本川越駅から北に歩いて,「蔵の街」,「喜多院」などをみることになる。
JR・東武東上線の川越駅からは,結構遠い。
川越駅を基点にしている私は,滅多に本川越駅の方に行くことはない。
一方,川越駅周辺は,なんとも,不思議な地域である。都市と田舎が一体となっている。
土地は,恐らく古い。近所の共同墓地の墓標を見てみると,天明六年(1776年)という記録がある。

古い土地であるから,地域の中心として,お社がある。『雀の森 氷川神社』という。川越の中心部に氷川神社があるがそこの分院であろうと思う。詳しくは知らない。
氏子の方たちが,しっかり管理をしてくれているので,敷地はきれいである。


このお社に祀られているのは,須佐之男命である。恐らく,氷川神社は,そういうものなのであろう。
一方,このお社には,高尾山霊神と榛名山神社がともに祀られている。高尾山霊神とは誰なのかわからないが,榛名山神社の神様は,たしか,日本武尊のはずである。


私は,拝むことはしないのであるが,毎日の散歩に通っている。